氷上の小路

大学からの帰り。

ここ数日は歩きだ。

所々凍った道を40分ほど歩く。

さして使いもしない本が入った鞄が重い。

翌朝起きれば、若干の疲労が足と肩にあることに気がつく。

運動不足の体にはいい運動だ。



この、ただただ歩く時間が悪くない。

楽しいとさえも感じる。

普段、必死にというとおこがましいが

できるだけ迫り来るものと少なくとも向き合おうと考える日々の中、

頭の中をからっぽにする時間は本当の生き抜きなのかもしれない。


さて、明日もがんばろう。